最近ではVTuberの人気が非常に高く、YouTube以外の場でも活躍する姿を目にすることが増えています。VTuberとして活動したいと考えている人は、VTuberオーディションを受けるのがおすすめです。今回は、VTuberオーディションの種類や合格のポイント、オーディションを受ける際の注意点などを詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
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VTuberオーディションとは?
そもそもVTuberとは、バーチャルYouTuberの略語です。自分の姿を映さずに、2Dまたは3Dのキャラクター・アバターを通して配信するYouTuberを指します。ファンが多いVTuberはYouTubeのチャンネル登録回数や登録者数が非常に多いのはもちろん、最近ではCMやテレビ番組にも出演するほどの人気ぶりです。
VTuberを目指す方法として、VTuber専用のオーディションを受けることが挙げられます。しかし、ひとくちにVTuberといっても、ひとりで活動するVTuberやグループで活動するVTuberなど、その種類はさまざまであり、オーディションの種類も異なります。VTuberオーディションの種類やそれぞれの概要は、以下の通りです。
VTuberグループオーディション
VTuberグループオーディションとは、複数のキャラクターで構成されたグループに所属して活動するVTuberのためのオーディションです。オーディション内容にもよるものの、応募要件として個人でVTuberの活動をしていることが必要となるケースも多く、ある程度VTuberに求められる知識やスキルを備えた人を募集するのが一般的となります。
初心者でも応募できるオーディションであったとしてもスキルを身につけておいて損はないため、グループ活動を目指す人もまずは自分でVTuberとして活動してみるのがよいでしょう。
VTuber事務所のメンバー募集オーディション
VTuberが所属する事務所では、VTuberのほかに歌い手やアイドル、ゲーマーなどのさまざまな職種の人をプロデュースしていることが多いです。所属メンバーを集めるためにオーディションする事務所では、基本的に大人数を所属させるよりも少数精鋭で運営しています。
そのため、応募条件には厳しい内容も多く、中にはSNSアカウントのフォロワー1,000人以上など、ある程度の活動経歴や知名度を求める事務所もあります。
VTuberイメージモデルオーディション
企業主催のイベントや大会などで、VTuberのイメージモデルを応募するオーディションです。基本的にはひとり、または数人の募集となるため、倍率が非常に高いのが特徴です。
VTuberオーディションの探し方
VTuber事務所では、オーディションを行っています。VTuberオーディションを探すとなると、なかなか大変でしょう。というのも、オーディションは大きく公表されているわけではないためです。
では、どのようにしてVTuberオーディションを探せばよいのでしょうか。VTuber事務所オーディションについて掲載されているのは、公式サイトや公式Twitter、オーディションサイトです。それぞれ細かく解説していきます。
公式サイト
VTuberオーディションは、それぞれのVTuber事務所の公式サイトに掲載してあります。応募したい方は、まずVTuber事務所の公式サイトをみてみるとよいでしょう。
事務所には、大きい事務所と小さい事務所があります。事務所の規模にかかわらず、オーディションを随時開催しているところもあれば、不定期で開催しているところもあるでしょう。
大手VTuber事務所のホロライブプロダクションでは、随時募集しています。応募したい事務所の公式サイトで探すとよいでしょう。
公式Twitter
いまや多くの方が利用しているTwitterですが、Twitter上に情報を掲載しているVTuber事務所があります。なかには、広告を通して応募者を募っている事務所もあるでしょう。
Twitterであれば多くの方が利用していますし、手軽に確認できるメリットがあります。Twitterだけでもアンテナを張っておくとよいでしょう。
また、ご自身が応募したいと思っているVTuber事務所があるという方は、応募したいVTuber事務所のアカウントをフォローしておくのがおすすめです。情報をいち早く手に入れられるでしょう。
オーディションサイト
芸能事務所などがオーディションについての詳細を載せているサイトが存在しているのをご存知でしょうか。サイトには情報が掲載してあるため、チェックしておくのがおすすめです。
VTuberを対象とした掲載は数が少ないかもしれません。しかし、情報をいくつかまとめてみられるメリットがあります。
一つひとつ公式サイトやTwitterで確認するのが億劫な方は、オーディションサイトを活用してみるのがおすすめです。サイト内にはいくつか情報が掲載してあるため、それぞれを比較し、自身が応募したい事務所をみつけましょう。
VTuberオーディションの審査方法
応募したいオーディションがみつかったら、審査方法を把握しておくとよいでしょう。事前に審査方法を把握しておけば、しっかりと準備してからのぞめます。
審査方法は大きくわけて2種類あるでしょう。1つ目は書類審査です。そして、2つ目は面談が実施されます。
ほかにも模擬配信を審査対象とする方法や、メンバーとのコミュニケーション審査があります。方法はさまざまなので、事前に審査内容を把握しておくとよいでしょう。
にじさんじでは、書類選考したのちに通話面談、面談による選考を通過すると適性検査、そして都内での最終選考といった流れで進みます。Re:AcTの場合は、書類審査を通過したのちに面談といった流れです。
また、VTuber事務所ぶいすぽっ!では、まず書類・動画選考をします。次に通話選考をして、メンバーとのコミュニケーション審査に進むでしょう。
最後に最終審査を行います。最終審査では、打ち合わせや配信準備を予定しています。どのVTuber事務所も、いくつかの選考があるため、順序や選考内容をしっかりと把握しておきましょう。
自己PR動画を作っておく
選考において自己PR動画を作っておくのは重要なポイントです。自己PR動画とは、自身のPRポイントを簡潔に伝える動画を指します。
自己PR動画では、自身がVTuberとしてどんな活動をしたいかやトーク力などが伝えられるため、VTuber事務所の審査の重要な要素のひとつとなるでしょう。VTuber事務所に自己PR動画を提出するのは、申込みのときや書類審査後です。
申し込みの時点から選考ははじまっている
VTuber事務所のオーディションの申し込みでは、Googleフォームが多く使われています。自身の基本的な情報や志望動機、配信経験や自己PR動画のURLリンクについてなどの入力が求められるでしょう。
Googleフォームに入力した情報をもとに書類選考が行われます。自己PR動画もみて、二次選考に進めるか否かの判断が下されるため、申し込みの時点から選考ははじまっているでしょう。
熱意を伝えるためのポイント
自己PR動画は、次の選考に進めるか否かの判断材料になるため、動画を通して熱意をしっかり伝えられるとよいでしょう。では、熱意を伝えるためにはどのように自己PR動画を作り込めばよいのでしょうか?
まずは、審査員の心をつかむようなアピールポイントを盛り込むのがおすすめです。また、実際に自身がVTuberになった際、どのように配信を盛り上げられるかなど具体案を示せるとなおよいでしょう。
応募した事務所を選んだ理由や応募先の事務所だからこそできることなども盛り込むとよいでしょう。自己PR動画は、クオリティも重要なポイントです。しっかりと動画を作り込み、自己PRに役立てましょう。
VTuberオーディションに応募して合格するコツ
VTuberオーディションに合格するには、受かるためのコツを押さえておくことが重要となります。ここでは、VTuberオーディションに応募して合格するためのコツを2つ紹介します。
個人での活動実績をつくる
先述の通り、どの形式のVTuberオーディションにおいても、VTuberとしての活動経歴やある程度の知識・スキルを備えていることは、大きな強み・アピールポイントのひとつです。
また、オーディションの募集要項の中でVTuberとしての活動経験や、その他インターネット上での活動経験がある人を対象とするケースは非常に多い傾向です。オーディションを受ける前に、まずは個人でYouTubeチャンネルを解説してVTuberとしての活動をしてみましょう。
本業として取り組める環境を整える
VTuberオーディションに合格すると、趣味や副業ではなく本業としての活動が始めるのが基本です。
これまで個人活動を副業として行ってきた人で、オーディション合格後に本業を続けたままVTuberとして活動することを希望している場合には、時間に制約があることから合格しづらくなる可能性が高くなります。
オーディション時に本業があったとしても、合格後はVTuberを本業として活動できる環境を整え、面接時にしっかりと本気度をアピールすることが重要です。
VTuberオーディションの注意点
VTuberオーディションの中には、VTuberブームによりオーディションを受けたい人が増加していることを利用して、高額なレッスン費用を請求するなどの詐欺を目的としたものもあります。
オーディションの面接時に合格後はレッスンを受けることになると伝えつつも、レッスン費用については触れなかったり、高額なレッスン費用を請求されたり、その手口はさまざまです。
VTuberとして活動したいという思いが強い人ほど気持ちが先走って条件を受け入れてしまいがちですが、話を進める中で少しでも疑問に思うことがあればすぐに質問して、スタッフの対応をチェックしましょう。合格後のレッスン費用についてうやむやにする事務所であれば、詐欺を疑って慎重に対処してください。
まとめ
今回は、VTuberオーディションの種類や概要、オーディションに合格するためのコツに加え、オーディションを受ける際に注意すべき点について詳しく解説しました。VTuberオーディションにはグループオーディションや事務所所属メンバーオーディションなどの様々な種類があります。
どのオーディションにおいてもVTuberとしての活動経歴は大きな強みとなるため、オーディションを受ける前にまずは個人で活動してみるのかおすすめです。また、オーディション合格後にVTuberとしての仕事にしっかりと時間をかけて向き合えることをアピールするため、合格したらVTuberを本業とすることを伝えるのも合格のコツとなります。
注意点として、合格後に高額のレッスン費用を請求するなどの詐欺が横行しているため、オーディション時にレッスン費用についても明確にしておくことが必要です。
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