個人勢VTuberが人気になるには？企業勢との違いを紹介

VTuberは、個人勢と企業勢の2つに分類されています。個人勢VTuberとして人気になるのは難しいのが現実ですが、コツを掴めば個人勢でも人気VTuberになれる可能性もあります。この記事では、企業勢VTuberとの違いや、個人勢でも人気VTuberになるコツを詳しく紹介します。個人勢VTuberを目指している方は、参考にしてください。

個人勢VTuberと企業勢VTuberとの違い

個人勢VTuberと企業勢VTuberは、どちらも同じVTuberですが、いくつか違いがあります。具体的な違いについて見ていきましょう。

動画のクオリティ

企業勢の方がしっかりと編集され、見やすい動画に仕上がっています。個人勢でもクオリティの高い動画を投稿している方もいますが、編集の技術を比べると企業勢には敵わないのが現実です。

活動にかけられる費用

VTuberとして活動するためにはアバターを作成する際の費用や、機材やソフトを用意するための費用が必要です。金銭面では圧倒的に企業勢の方が勝るでしょう。機材やソフトなどはお金をかけた方がよいものが用意できるので、準備の段階からお金をかけられる企業勢の方が有利になります。

エンターテインメント性

企業勢は、エンターテインメント性のある動画を投稿している人が多いでしょう。一方で個人勢VTuberの中には、SNSのように使用し、特定の視聴者とだけ話す配信をしている人もいます。

誰に向けて発信するのかが、個人勢と企業勢の大きな違いです。エンターテインメント性があることから、企業勢のチャンネルの方が、圧倒的に登録者が多くなっています。

ブランド力と宣伝力

企業勢が広告を出すことが可能で、既存のVTuberに宣伝してもらうケースもあります。最初からブランド価値のある状態で活動できるため、誰も見てくれないかもしれないという心配はいりません。

一方で個人勢はブランド価値のない状態からスタートすることになります。お金を払えば広告を出せますが、個人勢で広告を出す人はほとんどいないでしょう。

個人勢VTuberが成功するのは難しい？

個人勢は企画から撮影、編集まで自分ひとりで行うため、1本の動画を作るのに時間がかかります。初心者の場合は編集の技術も学ばなくてはいけません。VTuberとして成功させるためには、広告を出したり人気のVTuberとコラボしたりするなど、さまざまな工夫が必要です。

企業勢の方が、金銭的に余裕があるため、成功させるための活動はしやすいでしょう。早く人気になることだけを考えると、個人勢VTuberは不利になります。不利な状態からの活動ですが、企業勢VTuberに負けないぐらい成功している個人勢VTuberも存在します。

最初は人気がなくても諦めずに自分らしく活動を続けていけば、個人勢VTuberとして活動できるかもしれません。

個人勢でも人気VTuberになるコツ

個人勢でも人気VTuberになるためのコツをいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

出費を惜しまない

本気で個人勢VTuberとして成功したいならば、出費を惜しんではいけません。

パソコンやカメラ、マイク、ソフトなど、必要な機材はよいものを揃えることが重要です。パソコンはVTuberにとって必須のアイテムなので、高性能のものを用意しても損はしません。また、VTuberは声が命なので、ノイズが入らないものを選びましょう。

動画のクオリティを上げる

視聴者の立場からすると、クオリティの低い動画をわざわざ見ようとは思わないでしょう。視聴した動画の音量調整ができなかったり、何を話しているのか分からなかったりすると、途中で視聴するのは止めてしまうかもしれません。

動画編集が初めての方にとっては、最初は難しいかもしれませんが、最低限のことは徹底することが重要です。

たとえば、字幕のフォントを見やすいようにする、誤字脱字に注意する、音量調整をして視聴者を困惑させないようにするなど、注意しながら動画編集をしましょう。動画編集がうまくできない場合は、さまざまな動画を視聴し、編集について勉強することをおすすめします。

SNSを活用する

クオリティの高い動画を投稿しても、興味をもってもらわなくては意味がありません。個人勢VTuberの中には、SNSを活用して集客し、成功させている方がいます。簡単な挨拶の動画や、一言だけ話す短い動画などを投稿することで、視聴者との距離を縮められ身近に感じてもらえるかもしれません。

SNSを通して興味を持ってくれた方が、チャンネルを登録し、ファンになってくれる可能性があります。SNSを活用する際は、特定の人だけと関わるのではなく、さまざまな視聴者と平等に接することが重要です。

初見の人でも楽しめる動画作り

VTuberとして活動を続けていくと、仲良くするVTuebrも増えてくるでしょう。他のVTuberと仲良くするのはよいことですが、人気になるためには特定の人だけと関わっているだけではいけません。

初見の人でも楽しめて、気軽に中に入りやすい雰囲気を作っておくことが重要です。既存の視聴者と新たな視聴者の両方に、平等に接してくことを意識しましょう。

まとめ

個人勢VTuberは、魅力的なキャラクターの使用や、動画のクオリティを上げたとしても注目を集めたり人気になったりすることは難しいのが現実です。ただし、個人勢VTuberでも機材にお金をかけたりSNSを活用したりすることで人気が出る可能性もあります。

しかし、すべてを個人で行うのは大変なため、事務所に所属し企業勢VTuberとして活動することをおすすめします。